創業
厚生産業のルーツは、創業者の里村良一が岐阜県安八郡神戸町で営んでいた薬局にあります。良一は毎年秋になると、近所の常連客向けに糠や甘草、ウコンなどを独自に調合した「たくあん漬けの素」を販売していました。これが口コミで評判を呼び、やがてJA(農業協同組合)様から、組合員向けにパッケージングした製品の発注が来るようになったため、良一は持ち前の発想力と、薬学や化学の知識を生かして「なす漬けの素」「白菜漬けの素」・・・と、次々に製品ラインナップを追加。ついには厚生産業の前身である厚生食品工業を起こし、本格的な事業化に乗り出すに至ったのです。