厚生産業について

コーポレートメッセージ

日本のおいしさと健康を、これからもずっと。

「漬物」や「米こうじ」は、日本人が育み、大切に受け継いできた発酵食文化。
食材の保存性を良くしたり、栄養価を高めたり、おいしくしたりと、さまざまな魅力を持つそれらは、自然の営みと先人の知恵から生まれ、日本の健康を支えてきたといっても過言ではありません。
そして、私たち厚生産業は「忙しくても、できるだけ手作りの味を大切にしたい」「おいしくて健康的な食生活を心がけたい」と願う方のために、発酵食品を手軽に作り、味わえる多彩な商品をお届けしています。
発酵食品を通じて、料理する人も、食べる人も笑顔に。日本のおいしさを、これからもずっと。そう願う、私たち厚生産業です。

はじまりと、これから

創業

厚生産業のルーツは、創業者の里村良一が岐阜県安八郡神戸町で営んでいた薬局にあります。良一は毎年秋になると、近所の常連客向けに糠や甘草、ウコンなどを独自に調合した「たくあん漬けの素」を販売していました。これが口コミで評判を呼び、やがてJA(農業協同組合)様から、組合員向けにパッケージングした製品の発注が来るようになったため、良一は持ち前の発想力と、薬学や化学の知識を生かして「なす漬けの素」「白菜漬けの素」・・・と、次々に製品ラインナップを追加。ついには厚生産業の前身である厚生食品工業を起こし、本格的な事業化に乗り出すに至ったのです。

成長

1970年代初頭になると、地元JAの組合員様向けに、当社の製品を使った「つけもの講習会」の企画運営を開始。この取組みによってリピーターが増加し、地元JA様とのお取引が拡大しました。一方、オリジナル製品づくりにも力を入れ、試行錯誤の末に「こうじ漬けたくあんの素」を発明。玄米、こうじ、塩から作られる同製品は大ヒットとなり、麹室(こうじむろ)などの設備を備えた専用工場を新設します。また、それを機に食品メーカー向け製麹事業も開始。2000年頃には万能調味料「熟成こうじ」を発売、後に塩麹ブームを呼ぶなど、こうじメーカーとしての地位を確立しました。

進化

今、どんなものが求められているか。私たちはそうしたお客様や時代のニーズを読み、より魅力的な製品、より愛される製品をお届けしたいと日々追求することで、漬物の素から米こうじ製品まで、多彩な製品ラインナップを生み出してきました。また、お客様第一の姿勢で、安全・安心に対する取り組みも強化。食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000」の認証を取得したクリーンな工場で、厳しい品質管理のもと、一つひとつ丁寧に製品を作っています。しかし、私たちのチャレンジに終わりはありません。これからもずっと、厚生産業の製品・ものづくりは進化していきます。

未来

厚生産業は創業以来、製品開発から製造、品質管理まで、一気通貫のものづくりという自社の強みを生かして、絶えず高付加価値な製品の創出にチャレンジし続けてきました。変化を恐れず、お客様や時代のニーズを先読みして、持てる技術とチームワークを発揮すること。それは、私たちが大切にしてきた企業DNAであると考えています。そんな私たち厚生産業がお役に立てるのは、既存の食品分野にとどまりません。「漬物の素」「米こうじ」製造で培った技術とノウハウをより幅広い分野で展開すること。そして、日本が誇る発酵食文化の魅力を次代へと受け継ぐ一助になることを目指します。

数字で見る厚生産業

創業1959

創業者の里村良一が独自に考案した「たくあん漬けの素」から、当社の歴史は始まりました。

3つの事業領域

大きく分けて「漬物の素」「米こうじ製品」「化粧品・健康食品原料」の3分野を展開しています。

4つの営業所

関東・仙台・金沢・福岡と日本各地に4拠点を展開し、地域に密着した事業活動を行っています。

社員数 約130

幅広い年齢層の社員が活躍。一人ひとりの挑戦を支援する社風とチームワークの良さが特徴です。

漬物の素ラインナップ70種類以上

お客様の声や社員のアイデアから新製品が次々に誕生!自社製品だけでも70種類以上あります。

米こうじのシェアNo.1

醸造調味料メーカー様、水産加工会社様など、多くの企業様に原料供給をさせていただいています。

楽天市場の甘酒ランキング1位受賞

当社自慢の米こうじと国産米だけを使い、長時間熟成させて作る甘酒が大ヒット商品になりました。

粉末の「漬物の素」のシェアNo.1

60年以上の実績を持ち、多くのOEM生産も手がける粉末の漬物の素は国内トップシェアを誇ります。